左橈尺骨骨幹部開放骨折・左前腕デグロービング損傷で障害厚生年金2級を受給できた例

1 相談に来られた時の状況

この方は3年前職場での食品製造の作業中、機械のベルトに左腕を巻き込まれ受傷しました。大学病院へ救急搬送され手術を受け、以降も複数回の手術を施行されました。現在も週3回のリハビリを継続していますが、骨癒合しておらず、偽関節もあり、今後も手術を受ける可能性がありました。日常生活では常に硬性装具を着用しており、痺れ痛みもあり、左手を使う動作は困難な状況で、日常生活の多くの場面で家族の援助を受け、就労も困難な状況であり、当相談室に電話の相談があり、その後面談となりました。

2 当相談室の見解

日常生活では常に硬性装具を着用しており、痺れ痛みもあり、左手を使う動作は困難な状況で、日常生活の多くの場面で家族の援助を受け、就労も困難な状況であり、障害等級に該当する可能性が高いと判断しました。

3 サポート依頼を受けてから請求までにやったこと

(1)原因傷病である、左橈尺骨骨幹部開放骨折・左前腕デグロービング損傷の初診日を確定しました。
(2)診断書作成依頼にあたり、ご本人の日常生活を詳しく丁寧にヒアリングし、自己申告書をまとめ、医師に診断書の依頼をしました。
(3)受傷部位が左上肢だけであり、認定基準に照らし合わせると、可動域や筋力等からは3級と認定される可能性がありましたが、実態は左上肢の機能はほとんど失われており、外観からも実用性はほとんどない状態であり、日常生活での支障の詳細と写真を添付するなどし、請求手続きを行いました。

4 結果

無事に障害厚生年金2級の認定通知を受け取る事が出来ました。

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