第9胸椎血管腫で障害厚生年金1級を受給できた例

1 相談に来られた時の状況

この方は、2年位前から右足拇指に痺れを感じる様なり、痺れが増悪してきたため、かかりつけの病院で受診したところ神経内科の受診を勧められ、MRI検査をした結果、胸椎の腫瘍が判明し、原発性の第9胸椎血管腫との診断で大学病院に入院し手術しました。術後は下半身の麻痺、排尿障害もあり、ベッドに2週間くらい寝たきりで、その後軽いリハビリを開始し、転院し歩行訓練や筋力リハビリを行いました。退院後、週3回の訪問リハビリを開始している状況の中、当相談室に相談の電話があり、その後ご自宅で面談しました。

2 当相談室の見解

ご本人と面談後、障害年金の申請の準備中、左下肢も麻痺が増強したため精査したところ、腫瘍の増大が判明し腫瘍摘出手術をしました。術後は歩行困難となり、現在も入院中で終日ベッド上の生活となり、日常生活全般に介助が必要で退院の見込みは立ってない状況で、障害等級に該当する可能性が高いと判断しました。

3 サポート依頼を受けてから請求までにやったこと

(1)原因傷病である、第9胸椎血管腫の初診日を確定しました。
(2)診断書作成依頼にあたり、ご本人の日常生活を詳しくヒアリングし、自己申告書をまとめました。
(3)上記の自己申告書と診断書記載要綱などをセットにし、医師に診断書の依頼をしました。
(4)取り付けた診断書の内容を確認し、発病から現在までの受診履歴や、就労状況等を時系列にまとめて病歴就労状況等申立書を作成し、請求手続きを行いました。

4 結果

障害厚生年金1級の認定通知を受け取る事が出来ました。

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