反復性うつ病性障害で障害基礎年金2級を遡及受給できた例

1 相談に来られた時の状況

この方は小学校高学年位から短大卒業まで多少の困難はありましたが、卒業出来就職しましたが、いじめなどが原因で3年程で退職しました。その後何度か就職するも職場のトラブルやいじめなどで長続きする事がなく、人間関係を上手く築けず、うつ状態になりました。知り合いの紹介で結婚し専業主婦になり仕事を離れると体調も良くなりました。その後出産しましたが、子供に障害があり子供に時間を取られる様になり不眠、イライラ、抑うつ状態が出現し、日常生活に支障が出る様になりました。紹介された病院で受診したところうつ病と診断され薬の処方を受け月1回の通院となりました。翌年に父親の死、母親の介護、夫の病気発症が重なり、ストレスが増大したため動けなくなり、横になっている事が多くなりました。現在、週3回の訪問看護を受け、訪問ヘルパーの申請もしている状況で、相談室に相談の電話がありました。

2 当相談室の見解

家族の健康状態も悪く援助を受ける事が出来ず、週2回の訪問看護を利用しており、訪問ヘルパーの援助も必要としている状況で、障害等級に該当する可能性が高いと判断しました。

3 サポート依頼を受けてから請求までにやったこと

(1)原因傷病である、反復性うつ病性障害の初診日を確定しました。
(2)診断書作成依頼にあたり、ご本人の日常生活を詳しく丁寧にヒアリングし、自己申告書をまとめました。
(3)上記の自己申告書と診断書記載要綱などをセットにし、医師に診断書の依頼をしました。
(4)取り付けた診断書の内容を確認し、病歴や就労状況等を時系列にまとめて病歴就労状況等申立書を作成し、請求手続きを行いました。

4 結果

障害認定日に遡って、障害基礎年金2級の認定通知を受け約530万の年金を受け取る事が出来ました。

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