関節リウマチで障害厚生年金2級を受給できた例
1 相談に来られた時の状況
この方は2年位前から発熱・関節痛などの症状が現れ鎮痛薬で様子を見ていましたが、全身痛もあり、血液検査の結果リウマチの診断を受け、内服治療を開始しました。就労していましたが症状は改善されず、退職・復職を繰り返し、家事全般は家族に頼っている状況の中、当相談室に相談の電話があり、その後ご自宅近くのファミリーレストランで面談しました。
2 当相談室の見解
現在も全身の痛みと腫れが慢性化しており、就労はしていますが勤務先の配慮により、短時間勤務で体を使う作業は免除してもらっている状態です。物を持ったり、階段の上り下りや座位から立ち上がったり座ったりする事が困難で、家事などはほとんど出来ず、家族の介助がなければ日常生活も困難な状況で、障害等級に該当する可能性が高いと判断しました。
3 サポート依頼を受けてから請求までにやったこと
(1)原因傷病である、関節リウマチの初診日を確定しました。
(2)診断書作成依頼にあたり、ご本人の日常生活を詳しくヒアリングし、自己申告書をまとめました。
(3)上記の自己申告書と診断書記載要綱などをセットにし、医師に診断書の依頼をしました。
(4)取り付けた診断書の内容を確認し、発病から現在までの受診履歴や、就労状況等を時系列にまとめて病歴就労状況等申立書を作成し、請求手続きを行いました。
4 結果
ご本人は3級でも認定されればとお考えでしたが、障害厚生年金2級の認定通知を受け、約120万の年金を受給する事が出来ました。
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