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双極性感情障害で障害厚生年金2級を受給できた例 | 障害年金の相談・申請は福岡・ちくし障害年金相談室へ。 - Part 4

双極性感情障害で障害厚生年金2級を受給できた例

1 相談に来られた時の状況

この方は、4年程前から大腿の激痛や肩、腕の痛みが出現し、次第に全身に痛みが広がり、整形外科やペインクリニックを受診したところ、繊維筋痛症と関節リウマチと診断されました。仕事にも支障があり、気分も落ち込み、動く事がきつくなり休職しました。自宅で横になって過ごす事が多くなり、精神的にも落ち込み、意欲低下が著しくなり心療内科を受診し、双極性感情障害と診断されました。薬の処方を受けましたが、リウマチなどがあり内科での治療薬が多く安定剤の内服は飲みたくないという気持ちが強く、症状は改善せず、日常生活においては、家で横になっている事が多く妹の援助を受けながら生活されており、将来の不安から当相談室に相談がありました。

2 当相談室の見解

ご本人は一人暮らしで、現在も休職中で復帰する事は難しく、躁状態の時には加減が分からず身辺の掃除などやり過ぎてすぐに疲れ動けなくなる状態で日常生活において困難な事が多く、妹の援助を受けながら生活している状態で、線維筋痛症と関節リウマチは軽度であるため、精神の障害で請求する事にしました。

3 サポート依頼を受けてから請求までにやったこと

(1)原因傷病である、双極性感情障害の初診日を確定しました。
(2)診断書作成依頼にあたり、ご本人の就労状況や日常生活を詳しくヒアリングし、自己申告書をまとめました。
(3)上記の自己申告書と診断書記載要綱などをセットにし、医師に診断書の依頼をしました。
(4)取り付けた診断書の内容を確認し、発病から現在までの受診履歴や、就労状況等を時系列にまとめて病歴就労状況等申立書を作成し、請求手続きを行いました。

4 結果

障害厚生年金2級の決定通知を受け取る事が出来ました。

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