うつ病エピソードで障害厚生年金2級を受給できた例
1 相談に来られた時の状況
この方は以前から拒食症があり、納得出来ないとイラついたり常に何かしていないと落ち着かず、休みでも無理して働いている生活をしていました。仕事や人間関係のストレスでめまいや怠さ、食欲不振が出現し、精神科を受診しました。自律神経失調症との診断を受け薬の処方を受けましたが、殆ど飲まなかったため、症状はさらに悪化し、内科クリニックを受診し、神経症との診断を受けました。体が動かず、出勤出来ず休職し、心療内科を受診したところ、うつとの診断を受けました。症状が改善されず復職が難しい状況が続いており、家事全般を家族に頼っており、一人で外出も出来ない状況の中、当相談室に相談の電話がありました。
2 当相談室の見解
現在も食欲がなく人とコミュニケーションも取れず、仕事に復帰出来る状況ではなく、服薬に関しても時間や量を間違え大量服薬する事もあり、日常生活全般において家族の支援を受けている状況で、障害等級に該当する可能性が高いと判断しました。
3 サポート依頼を受けてから請求までにやったこと
(1)原因傷病である、うつ病エピソードの初診日を確定しました。
(2)診断書作成依頼にあたり、ご本人の日常生活を詳しく丁寧にヒアリングし、自己申告書をまとめました。
(3)上記の自己申告書と診断書記載要綱などをセットにし、医師に診断書の依頼をしました。
(4)取り付けた診断書の内容を確認し、発病から現在までの受診履歴や、就労状況等を時系列にまとめて病歴就労状況等申立書を作成し、請求手続きを行いました。
4 結果
障害厚生年金2級の認定通知を受け取る事が出来ました。
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