うつ病で障害基礎年金2級を受給できた例

1 相談に来られた時の状況

この方は、中学生から高校生にいじめを受け、めまいや立ち眩みなどが酷くなり受診したところ、うつ病との診断を受け、薬の処方とカウンセリングを受けました。高校ではいじめなどが酷くなり、通信制の高校に転校、その後専門学校に入学し、症状も落ち着いて来ました。就職後は、生活環境の変化などがストレスとなり、体調が優れず、胃痛、吐き気、食欲不振が酷くなったため、受診し薬の処方を受けましたが改善はなく、ある日突然足が動かなくなり、精神神経科を受診したところ、転換性障害と診断され、その後吐き気、眩暈などもあり、足の感覚も無かった為、半年くらい車椅子を使い、家族に援助してもらい生活していました。足の感覚が戻り、A型事業所に通う事になりましたが、仕事のミスが多く、何度も注意され、極度のストレスと人間関係に疲れ出勤出来なくなりました。日常生活においての家族の援助なしでは生活出来ず、当相談室に電話の相談がありました。

2 当相談室の見解

家族以外の人とは交流が無く、人と話をする事がストレスになり、無職で外出が出来ず家に閉じ籠っており、日常生活の殆どを家族の援助を受けながら生活されており、障害等級に該当する可能性が高いと判断しました。

3 サポート依頼を受けてから請求までにやったこと

(1)原因傷病である、うつ病の初診日を確定しました。
(2)診断書作成依頼にあたり、ご本人の日常生活を詳しくヒアリングし、自己申告書をまとめました。
(3)上記の自己申告書と診断書記載要綱などをセットにし、医師に診断書の依頼をしました。
(4)取り付けた診断書の内容を確認し、発病から現在までの受診履歴や、就労状況等を時系列にまとめて病歴就労状況等申立書を作成し、請求手続きを行いました。

4 結果

障害基礎年金2級の認定通知を受け取る事が出来ました。

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