関節リウマチで障害厚生年金3級を受給できた例
1 相談に来られた時の状況
この方は、半年位前に頭痛と嘔吐があり受診するも異常は見られませんでした。後に、原因をきちんと調べるため血液検査をしたところ、バセドウ病・関節リウマチとの診断を受けました。バセドウ眼症が酷かったためバセドウ病の治療を優先しましたが、関節リウマチによる痛みやこわばりも次第に酷くなり、肩や腕の上げ下げや、物を持ったり指を使ったり、歩行する際も支障があり、就業も困難な状況で休職しました。家事も出来ない程になり、当相談室に相談の電話があり、その後ご自宅近くのファミリーレストランで面談しました。
2 当相談室の見解
眼症はある程度落ち着きましたが、関節リウマチの方が酷く、筋力も低下し、物を持ったり歩行するにも支障があり就労も困難で、家事なども殆ど出来ず、時には日常生活も家族の手伝いが必要な状況で、障害等級に該当する可能性が高いと判断しました。
3 サポート依頼を受けてから請求までにやったこと
(1)眼症については、障害等級に該当するほどではなかったため、関節リウマチで請求することにし、関節リウマチの初診日を確定しました。
(2)診断書作成依頼にあたり、ご本人の日常生活を詳しくヒアリングし、自己申告書をまとめました。
(3)上記の自己申告書と診断書記載要綱などをセットにし、医師に診断書の依頼をしました。
(4)取り付けた診断書の内容を確認し、発病から現在までの受診履歴や、就労状況等を時系列にまとめて病歴就労状況等申立書を作成し、請求手続きを行いました。
4 結果
障害厚生年金3級の認定通知を受け取る事が出来ました。
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