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広汎性発達障害で障害基礎年金2級を受給できた例 | 障害年金の相談・申請は福岡・ちくし障害年金相談室へ。 - Part 5

広汎性発達障害で障害基礎年金2級を受給できた例

相談に来られた時の状況

この方は、幼少期から攻撃的で、保育園でもトラブルを起こし、小学校では、いじめをきっかけに不登校が始まりました。中学校では、本人の様々なこだわりが強く、行事参加が出来なかったり、他の生徒とのトラブルが絶えず、教師の理解も得られず、養護学校へ転籍となりました。頻繁に問題行動を起こすため心療内科を受診したところ、発達障害の診断を受けました。高校卒業後就労しても、人とコミュニケーションが取れない、仕事の指示内容も理解出来ない、協調性がないなど、トラブルとなり、転職を繰り返していました。現在は部屋にひきこもっており、入浴・掃除・着かえなど指示しても聞き入れず、部屋は散らかり放題で、注意すると攻撃的になるといった状況の中、お母さまから当相談室に電話の相談があり、その後ご自宅で面談しました。

当相談室の見解

当相談室に相談があった時ご本人は無職で、1日中自分の部屋にひきこもって過ごされていました。社会からも、家庭内でも孤立し、就労は出来ない状況で、障害等級に該当する可能性が高いと判断しました。

サポート依頼を受けてから請求までにやったこと

①原因傷病である、広汎性発達障害の初診日を確定することができました。
②お母様と面談して、日常生活状況等を詳細にお伺いし、診断書記載要綱などをセットにし、医師に診断書の依頼をしました。
③取り付けた診断書の内容を確認し、さらにお母様から幼少時からの経過を詳細にヒアリングを行い、具体的なエピソードを織り込んで、発病から現在までの受診履歴や、就労状況等を時系列にまとめて病歴就労状況等申立書を作成し、請求手続きを行いました。

結果

障害認定日での遡及請求が認められ、障害基礎年金2級の認定通知を受け取ることができました。

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