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双極性感情障害・注意欠陥多動性障害で障害厚生年金2級を受給できた例 | 障害年金の相談・申請は福岡・ちくし障害年金相談室へ。 - Part 4

双極性感情障害・注意欠陥多動性障害で障害厚生年金2級を受給できた例

1 相談に来られた時の状況

この方は幼少期から何かに集中すると止める事が出来ず、周囲の事は目に入らず、また忘れ物も多く、授業中も走り回り、家族や先生に注意される事が多い状況でした。高校卒業後就職しても、周りとのコミュニケーションがうまく取れないこともあり長続きせず、1人で出来る配達の仕事に就くも不注意で事故に遭ったり、その後も転職先でトラブルがあり体調が悪くなりうつ状態となり、精神科を受診したところ薬を処方されました。しかし、大量服薬で入院、食欲も無く日常生活においても気力が無く、ご家族の援助を受けながら生活していの中、当相談室に相談の電話があり、その後、自宅近くのファミリーレストランで面談となりました。

2 当相談室の見解

ご本人は現在無職で、躁状態とうつ状態を繰り返し、部屋に閉じ籠って孤立しており、日常生活においてはご家族の援助に頼っており、身の回りの事もほとんど出来ない状態でしたので、障害等級に該当する可能性が高いと判断しました。

3 サポート依頼を受けてから請求までにやったこと

(1)原因傷病である、双極性感情障害・注意欠陥多動性障害の初診日を確定しました。
(2)診断書作成依頼にあたり、ご本人の日常生活を詳しくヒアリングし、自己申告書をまとめました。
(3)上記の自己申告書と診断書記載要綱などをセットにし、医師に診断書の依頼をしました。
(4)取り付けた診断書の内容を確認したところ、知能障害等の症状があるとされていたため、出生時から現在までの受診履歴や、就労状況等を時系列にまとめて病歴就労状況等申立書を作成し、請求手続きを行いました。

4.結果

障害厚生年金2級の認定通知を受け、約150万の年金を受給する事が出来ました。

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