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糖尿病網膜症・血管新生緑内障で障害厚生年金1級を受給できた例 | 障害年金の相談・申請は福岡・ちくし障害年金相談室へ。 - Part 2

糖尿病網膜症・血管新生緑内障で障害厚生年金1級を受給できた例

1 相談に来られた時の状況

この方は7年前の会社の健診にて高血糖を指摘され、再検査の指示を受けるも、大きな自覚症状もなかったためそのまま放置していました。3年後、目の充血が治らず見え方も違和感を感じ、眼科を受診したところ、糖尿病からの緑内障で新生血管が発生しているとのことで、両方の眼のレーザー治療を受けました。その後の検診でも高血糖の指摘を受け、要治療の判定を受けたため、糖尿病の内服薬と食事療法を開始しましたが、ある日、昨日見えていたものが見え辛くなっていたため受診したところ、大学病院に入院・手術することになりました。その後、数回の手術もしましたが症状は悪化し、両目ともほとんど失明状態となりました。日常生活にも多大な支障が生じ、会社も退職、日常生活も困難な状態になり、ご家族の方から当相談室に電話相談があり、その後ご自宅で面談となりました。

2 当相談室の見解

相談時、ご本人は両目ともほぼ失明されており、1日の殆どをご自宅で過ごされていました。日常生活でも苦労していることも多く、復職はとうてい出来ない状況で、障害等級に該当する可能性が高いと判断しました。

3 サポート依頼を受けてから請求までにやったこと

(1)勤務先から健康診断の結果表を取り寄せるなどして、原因傷病である、糖尿病網膜症・血管新生緑内障の初診日を確定しました。失明の原因は糖尿病であるため、初診日は糖尿病の初診日となります。
(2)診断書作成依頼にあたり、ご家族の方が同席の上、ご本人の日常生活を詳しくヒアリングし、自己申告書をまとめました。
(3)上記の自己申告書と診断書記載要綱などをセットにし、医師に診断書の依頼をしました。
(4)発病から現在までの受診履歴や、退職されるまでのご様子を、時系列にまとめて病歴就労状況等申立書を作成しました。

4 結果

障害厚生年金1級の認定通知を受け取ることができました。ご本人の闘病を支えていらっしゃるご家族もほっとされたご様子でした。

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