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反復性うつ病性障害で障害共済年金2級を受給できた例 | 障害年金の相談・申請は福岡・ちくし障害年金相談室へ。 - Part 15

反復性うつ病性障害で障害共済年金2級を受給できた例

1 相談に来られた時の状況

この方は6年位前から、相次いで近親者が亡くなり、遠い親戚などと相続の問題で揉め、ほぼ1人の状態で悲しみと恐怖とストレスの中で闘っていました。不安などが高まり、動悸や吐気などが酷く、何も食べられなくなり、心療クリニックを受診したところ、不安障害との診断を受け、薬物療法を開始しました。ストレスと栄養失調で動けなくなり入院し、退院後はカウンセリングを受けながらの通院となりました。仕事をしていましたが、職場でのパワハラのストレスなどで希死念慮を抱く様になり、自傷行為を繰り返し、受診した際に即入院となり、退院後もカウンセラーと面談しながら入退院を繰り返していました。職場も特例で単純な作業だけを時間を区切って行える部署に異動しましたが、孤立し孤独感に苛まれていました。日常生活でも困難な状況が続いている中、当相談室のホームページを見られてメールでの相談がありました。

2 当相談室の見解

相次いで近親者を亡くされてから、社会において酷く孤独感に苛まれており、希死念慮が強く、自傷行為を繰り返し、日常生活も困難な状況で、入退院を繰り返しておられ、障害等級に該当する可能性が高いと判断しました。

3 サポート依頼を受けてから請求までにやったこと

(1)県外の方でしたが、入院されており、面談を希望されたため、無料出張相談を行いました。
(2)原因傷病である、反復性うつ病性障害の初診日を確定しました。
(3)診断書作成依頼にあたり、ご本人の日常生活を詳しく丁寧にヒアリングし、自己申告書をまとめました。
(4)上記の自己申告書と診断書記載要綱などをセットにし、医師に診断書の依頼をしました。
(5)病歴や就労状況等を時系列にまとめて病歴就労状況等申立書を作成し、請求手続きを行いました。

4 結果

障害共済年金2級の認定通知を受け取るが出来、何とか一人で生活出来る様に頑張りたいとのことでした。

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