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双極性障害で障害厚生年金3級を受給できた例 | 障害年金の相談・申請は福岡・ちくし障害年金相談室へ。 - Part 15

双極性障害で障害厚生年金3級を受給できた例

相談に来られた時の状況

この方は17年位前から時々、倦怠感・胸のつかえ・過呼吸などの症状がありましたが、ご主人に理解してもらえず受診しませんでした。その後、時々同じような症状はありましたが、毎日の生活に追われ、1度受診したいと思いつつも、なかなか受診するまでに至りませんでした。2年前に職場で、あるトラブルかきっかけとなりストレスが重なり、症状を顕著に自覚するようになり、耐えられなくなり、心療内科を受診しました。医師からは仕事はやめた方がいいとすすめられましたが、生活の事もあり、薬の処方を受け、仕事を続けました。薬の効果はなく、不眠・動悸・息切れ・めまい・頭痛・喉のつかえ・妄想・幻聴など、症状が悪化し早退を繰り返すようになり、仕事に行ける状態でなくなり、医師からも仕事は休んだ方がいいということでしたので退職しました。そのような状況で、ご主人から当相談室に相談の電話があり、その後面談となりました。

当相談室の見解

当相談室に相談をされた時には、ご本は無職で症状は発症時より悪化し、就労しようとしても長続きせず、一般の就労は困難な状態でしたので、障害等級に該当する可能性が高いと判断しました。

サポート依頼を受けてから請求までにやったこと

①原因傷病である、双極性感情障害の初診日を確定しました。
②診断書作成依頼にあたり、ご主人同席の上、奥様の日常生活の状況を詳しく丁寧にヒアリングし、自己申告書をまとめました。
③上記の自己申告書と診断書記載要領などをセットにし、医師に診断書の依頼をしました。
④取り付けた診断書の内容を確認し、医師に記載漏れなどの訂正を依頼し、発病から現在までの受診履歴や、就労状況等を時系列にまとめて病歴就労状況等申立書を作成し、請求手続きを行いました。

  • 結果 

  • 障害厚生年金3級の認定通知を受け取ることができました。ご本人の闘病を支えていらっしゃるご家族もほっとされたご様子でした。

    厚生年金の場合、休職や無職でなく就労していても、3級に認定されるケースもありますので、迷わずにご相談いただくことをお勧めします。

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