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うつ病で障害厚生年金2級を受給できた例 | 障害年金の相談・申請は福岡・ちくし障害年金相談室へ。 - Part 13

うつ病で障害厚生年金2級を受給できた例

1 相談に来られた時の状況

この方は大学卒業後就職しましたが、県外への異動が多く職場環境の激変と人間関係に悩み不眠などで体調がすぐれず、吐き気や全身の痺れなどが出現し、会社も休みがちになり翌年には退職しました。4カ月後に地元の会社に就職しましたが、パワハラや残業で不眠が酷くなり退職したところ症状は改善し、再就職し数年は問題なく仕事をしていました。上司が変わったり、同僚の休職により残業が増え、不眠、急な嘔吐、全身の痺れなどが出現し休職となりました。自宅で療養するも改善がなく、大学病院の精神神経科を受診したところうつ病との診断で月に1~2回の通院を続け、復職し欠勤しながらも勤務しましたが、再度症状が酷くなり、休職、退職となりました。その後症状が改善すると転職し、業務量が多くなり人間関係に悩み始めると、これまでのうつ病と同じような症状が出現し休職し退職をしました。就職出来ても、すぐにうつ病の症状が出現し、休職、退職を繰り返している状況の中、将来の不安から当相談室に電話の相談がありました。

2 当相談室の見解

現在無職で、就職出来ても、他人とのコミュニケーションが取れず、周囲の状況に合わせた対応が出来ず、不眠、嘔吐、全身の痺れなどすぐにうつ病の症状が出現し、休職、退職を繰り返し、社会生活に必要な手続きも困難で、就労出来る状況でなく日常生活において家族に頼っている状況であり、障害等級に該当する可能性が高いと判断しました。

3 サポート依頼を受けてから請求までにやったこと

(1)原因傷病である、うつ病の初診日を確定しました。
(2)診断書作成依頼にあたり、ご本人の日常生活を詳しくヒアリングし、自己申告書をまとめました。
(3)上記の自己申告書と診断書記載要綱などをセットにし、医師に診断書の依頼をしました。
(4)取り付けた診断書の内容を確認し、発病から現在までの受診履歴や、就労状況等を時系列にまとめて病歴就労状況等申立書を作成し、請求手続きを行いました。

4 結果

障害厚生年金2級の認定通知を受け取るが出来ました。

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