うつ病で障害厚生年金2級を受給できた例

1 相談に来られた時の状況

この方は5年位前に転職し、会社の責任のある立場に就任する事になり、負担に感じる事がしばしばあり、次第に倦怠感が強くなり会社に行けなくなりました。精神的にも追い込まれ、同僚の勧めで精神科を受診し、うつ病の診断を受け休職しました。月2回通院し、薬の処方と精神療法を受けましたがなかなか改善せず、休職が長期になると解雇される可能性があるため無理して復職しました。通院を自己中断したため抑うつ状態が酷くなり、別の心療内科を受診しました。出勤出来ない日も多くなったため、雇用形態を障害者雇用とされ、仕事内容も単純作業になり、出勤も週2日で、出勤出来ない日はテレワーク扱いにして貰ったりしていますが、給与も減り、日常生活全般を家族の援助を受けている状況の中、当相談室に相談の電話がありました。

2 当相談室の見解

現在障害者雇用で就職していますが、通勤時は奥様に同行してもらっており、食欲がなく、服薬も自分で管理出来ず、職場でもコミュニケーションが取れず孤立し、日常生活全般において殆どを奥様に援助してもらっており、障害等級に該当する可能性が高いと判断しました。

3 サポート依頼を受けてから請求までにやったこと

(1)原因傷病である、うつ病の初診日を確定しました。
(2)診断書作成依頼にあたり、ご本人の日常生活を詳しく丁寧にヒアリングし、自己申告書をまとめました。
(3)上記の自己申告書と診断書記載要綱などをセットにし、医師に診断書の依頼をしました。
(4)取り付けた診断書の内容を確認し、発病から現在までの受診履歴や、就労状況等を時系列にまとめて病歴就労状況等申立書を作成し、請求手続きを行いました。

4 結果

障害厚生年金2級の認定通知を受け取る事が出来ました。

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