統合失調症で障害基礎年金2級を受給できた例

1 相談に来られた時の状況

この方は2年位前に引越しによる居住環境の変化や周囲とのトラブルなどがストレスとなり、盗聴器が仕掛けられていると思うようになり警察へ行ったりしたため、家族から言動がおかしいと言われ、被害妄想や幻聴が酷くなったため受診しました。統合失調症の診断で、薬の処方を受け通院を続けていましたが、幻聴が続き、動く気力もなく家に引き籠るようになる日々が続くようになりました。一時症状が改善したところで、A型事業所に通所しましたが、仕事に集中出来ず、幻聴などもあり体調が優れなくなり退職し、日常生活全般を家族に頼って1人では何もする事も出来ない状況の中、ご家族から当相談室に相談がありました。

2 当相談室の見解

ご本人は幻聴などがあり、他人と会う事が怖く、通院など外出する時はご家族の同行が必要で、1人では何も出来ず、日常生活全般を家族に頼っておられ苦労していることが多く、就労は全く出来ない状況で、障害等級に該当する可能性が高いと判断しました。お住まいが他県でかなり遠く、面談は難しかったのですが、ご本人もご家族も当事務所での手続きを希望されたため、電話やメール、郵送等で手続を行うことにしました。

3 サポート依頼を受けてから請求までにやったこと

(1)原因傷病である、統合失調症の初診日を確定しました。
(2)診断書作成依頼にあたり、ご本人の就労状況や日常生活を詳しくヒアリングし、自己申告書をまとめました。
(3)上記の自己申告書と診断書記載要綱などをセットにし、医師に診断書の依頼をしました。
(4)取り付けた診断書の内容を確認し、発病から現在までの受診履歴や、就労状況等を時系列にまとめて病歴就労状況等申立書を作成し、請求手続きを行いました。

4 結果

障害基礎年金2級の認定通知を受け取る事が出来ました。

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