躁うつ病・双極性感情障害で障害基礎年金2級を受給できた例

1 相談に来られた時の状況

この方は10年位前から不眠が続く様になり、不安や気分の落ち込みなども出現するようになりました。仕事にも行けなくなり、自宅で出来る仕事を始めましたが、思うようにいかず、次第に外出も出来なくなり、家に籠る事が多くなりました。症状が酷くなったため受診したところ、うつ病と診断され薬の処方を受けました。改善は見られず、別の心療内科を受診したところ、医師が色々と話を聞いてくれ、以前より改善したものの、仕事が出来るまでの状態にはなく、日常生活の殆どを母親に頼っていました。その後、父親の死を機に、動悸が酷くなり、食欲不振で体重が20キロくらい減少し、喉のつまりや不眠などが酷くなり、2ヶ月程入院となり、その後精神科へ通院し、薬の処方を受け経過観察となりました。体重の減少や食欲不振で体力、気力がなく、日常生活の全般を母親に頼っている状況の中、将来の不安から母親から当相談室に電話の相談がありました。

2 当相談室の見解

20キロの体重減少、食欲不振、体力・気力も無く、自宅に籠り、身辺の事も殆どを親に頼っている状態で、障害等級に該当する可能性が高いと判断しました。

3 サポート依頼を受けてから請求までにやったこと

(1)原因傷病である、躁うつ病・双極性障害の初診日を確定しました。
(2)診断書作成依頼にあたり、ご本人も同席の上お母様と面談し、ご本人の就労状況や日常生活を詳しくヒアリングし、自己申告書をまとめました。
(3)上記の自己申告書と診断書記載要綱などをセットにし、医師に診断書の依頼をしました。
(4)取り付けた診断書の内容を確認し、発病から現在までの受診履歴や、就労状況等を時系列にまとめて病歴就労状況等申立書を作成し、請求手続きを行いました。

4 結果

障害基礎年金2級の認定通知を受け取るが出来ました。

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