うつ病で障害厚生年金3級を受給できた例

1 相談に来られた時の状況

この方は、7年位前から仕事量が多く毎日の業務に追われ、長時間の残業も重なり不眠となり体調も悪化し、その後落ち込みが強くなり会社に行く事が出来なくなりました。心療内科を受診しうつ状態と診断されました。週に1回の通院をしましたが改善がなかったため転院し、薬の処方とカウンセリングを受けましたが、復職は難しく退職しました。退職後は1人での生活は困難なため、実家に戻り両親の援助を受けながら、仕事も作業内容や勤務時間の調整をして貰いながら働いている状況で、ご本人から当相談室に電話の相談があり、その後勤務先近くの喫茶店で面談しました。

2 当相談室の見解

ご本人は人とのコミュニケーションが取れず、1人で出来る倉庫内作業の仕事をされており、作業中や日常生活においても、突発的な変更や未経験の作業については強い不安を感じパニックになり、車の運転も出来ず、自宅でも殆どの事をご両親に頼っている状態で、就労はしているが、労働に支障があると判断され、障害等級3級程度に該当する可能性が高いと判断しました。

3 サポート依頼を受けてから請求までにやったこと

(1)原因傷病である、うつ病の初診日を確定しました。
(2)診断書作成依頼にあたり、ご本人の日常生活を詳しく丁寧にヒアリングし、自己申告書をまとめました。
(3)上記の自己申告書と診断書記載要綱などをセットにし、医師に診断書の依頼をしました。
(4)病歴や就労状況等を時系列にまとめて病歴就労状況等申立書を作成し、請求手続きを行いました。

4 結果

障害厚生年金3級の認定通知を受け、約58万の年金を受給する事が出来ました。
アルバイトとして就労していますが、就労時間や日数、職種などに勤務先より配慮を受けている状態で、障害認定を受けることが出来ました。

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