統合失調症で障害厚生年金2級を受給できた例

相談に来られた時の状況

この方は20年位前に職場の人間関係のトラブルなどでストレスが増大し、幻覚が出るようになり、会社でトラブルを起こし退職。その後、親族の会社で働きましたが、この頃には、不眠や食欲不振も顕著で、人間不信・被害妄想・幻覚などの症状がありました。家族に付き添われ、精神科を受診し、薬を処方され通院しました。その後、近くの病院に転院しましたが、症状が酷くなり、家族にも攻撃的・暴力的になり入院。少し症状が落ち着いた頃に仕事をしてもトラブルになり、症状が悪化し、入退院の繰り返しの状態が続いている中、日常生活も困難で就労も全く出来る状態でなくなったため、ご家族から当相談室に電話の相談があり、ご自宅で面談しました。

当相談室の見解

相談時には、ご本人は入院中で、ご家族との面談となりました。妄想・幻覚・幻聴があり日常生活も苦労していることが多く、就労は全く出来ない状況で、日常生活にも多くの場面で支障があり、障害等級に該当する可能性が高いと判断しました。

サポート依頼を受けてから請求までにやったこと 

①原因傷病である統合失調症の初診の病院では、カルテ等は廃棄されていましたが、次の病院に紹介状が保管されており、初診日を確定することができ、障害認定日での請求も可能と判断しました。
②診断書作成依頼にあたり、ご家族からご本人の日常生活を詳しく丁寧にヒアリングし、自己申告書をまとめました。
③上記の自己申告書と診断書記載要綱などをセットにし、医師に診断書の依頼をしました。
④取り付けた診断書の内容を確認し、初診日の訂正等を依頼し、発病から現在までの受診履歴や、就労状況等を時系列にまとめて病歴就労状況等申立書を作成し、請求手続きを行いました。

  • 結果 

  • 障害厚生年金2級の遡及認定通知を受け取ることができました。 

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