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両)黄斑ジストロフィーで障害基礎年金1級を受給できた例 | 障害年金の相談・申請は福岡・ちくし障害年金相談室へ。 - Part 3

両)黄斑ジストロフィーで障害基礎年金1級を受給できた例

1 相談に来られた時の状況

この方は幼少期から弱視と言われ、生まれつきのものでこれ以上良くもならないと言われ、その後受診はせず、眼鏡をかけていました。中学校の健康診断でも視力低下を指摘され眼科を受診したところ遠視性乱視と診断されましたが、眼鏡を不定期に作り変えるくらいでした。高校の時には車に接触したり、歩道上の車止めに激突して怪我をしたりし、自転車通学からバス、電車通学となり、体育はずっと見学し、障害者手帳5級の認定を受けました。大学の授業も板書も見えず、まともに授業も受けられず中退し、アルバイトも接客などは無理で飲食店の皿洗いなどしていましたが、それもなかなか難しく続ける事はできませんでした。障害者手帳の更新で5級から4級になり症状は悪化し、その後も目の霞が酷くなり、特に書類の文字などが今まで以上に見えにくくなったため、受診したところ黄斑ジストロフィーとの診断を受けました。仕事や日常生活に支障が多く、日常生活大部分を奥様に頼って、殆どにおいて支援が必要な状況の中、相談の電話があり面談しました。

2 当相談室の見解

ご本人は、現在仕事をしていますが、仕事や日常生活会社の大部分を奥様の支援を必要としており、障害等級に該当する可能性が高いと判断しました。

3 サポート依頼を受けてから請求までにやったこと

(1)原因傷病である両方黄斑ジストロフィーの初診日を確定しました。幼少時から発症していたものと思われ、初診の眼科の診療記録等は残っていませんでしたが、その後受診した眼科の記録があり、その日も20歳前であったため、20歳前障害としてスムーズに手続きすることが出来ました。
(2)診断書作成依頼にあたり、ご本人の日常生活を詳しくヒアリングし、自己申告書をまとめました。
(3)診断書記載要綱などをセットにし、医師に診断書の依頼をしました。
(4)取り付けた診断書の内容を確認し、発病から現在までの受診履歴や、就労状況等を時系列にまとめて病歴就労状況等申立書を作成し、請求手続きを行いました。

4 結果

障害基礎年金1級の認定通知を受け取る事が出来ました。

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