うつ病で障害基礎年金2級を受給できた例

1 相談に来られた時の状況

この方は、6年位前に通勤電車がいつも以上に満員で身動きが取れず、動悸がして息苦しくなり死ぬのではないかと思いパニックになった事もあり、通勤電車に乗ると座っていても落ち着かず途中で降りたりし、次第に混んでなくても電車に乗れなくなりました。仕事も上司と上手くいかなかったためストレスが強く、集中力が無くそわそわしていて症状が次第に酷くなったため退職し、メンタルクリニックを受診しました。薬を処方され通院すると次第に症状が改善し就労しましたが、職場の人間関係が上手く行かず、不安感が強くなり希死念慮が出現し、大量服薬するなど症状が悪化し、現在は日常生活全般を家族に頼っており、援助を受けなければ生活出来ない状況の中、当相談室にメールでの相談があり、その後面談しました。

2 当相談室の見解

他人とはコミュニケーションを取る事が出来ず、情緒不安定で、日常生活においても、お金の管理や家事全般をご家族に頼っておられる状況で、障害等級に該当する可能性が高いと判断しました。

3 サポート依頼を受けてから請求までにやったこと

(1)原因傷病である、うつ病の初診日を確定しました。
(2)診断書作成依頼にあたり、ご本人の日常生活を詳しくヒアリングし、自己申告書をまとめました。
(3)障害認定日頃は今以上に症状が酷かったとのことで、上記の自己申告書と診断書記載要綱などをセットにし、現在と障害認定日の2枚の診断書の依頼をしました。
(4)取り付けた診断書の内容を確認し、発病から現在までの受診履歴や、就労状況等を時系列にまとめて病歴就労状況等申立書を作成し、請求手続きを行いました。

4 結果

障害基礎年金2級の障害認定日までの遡及請求が認められ、約270万円の年金を受給する事が出来ました。

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