うつ病で障害基礎年金2級を受給できた例

1 相談に来られた時の状況

この方は12年前家庭環境の変化の中、ストレスにより不眠が酷くなり、気分の落ち込みを感じる様になりました。その頃転職し仕事のストレスから、朝吐いたりする様になり次第に仕事に行けなくなり、自宅に籠る様になりました。母親の勧めで心療内科を受診し、うつ病の診断を受け、入院と通院で薬物療法と精神療法を行いました。少し改善し就労したものの、仕事でのストレスから不眠が続き、気分の抑揚が激しくなり仕事が出来ない状況が続き、職場異動させられました。その後、軽躁状態となり自傷行為で警察沙汰になったりして、一般就労から障害者雇用で仕事をしていますが、欠勤も繰り返す状況が続く中、将来の不安から当相談室に電話の相談がありました。

2 当相談室の見解

ご本人は障害者雇用で就労されていますが、落ち込みが酷く、他の職場の人の眼が気になり、人がやらない仕事ばかりやらされると感じ、不眠の状態が続き、限界に達しほとんど出勤出来ない状況が続いていました。自宅に籠り、食事もほとんど食べられない状態で、身辺の事も殆どを親に頼っている状態で、障害等級に該当する可能性が高いと判断しました。

(1)ご自宅は県外で面談は困難ではありましたが、本人のご希望で弊事務所で手続をしたいとのことで、電話やメールで打ち合わせを行うことにしました。
(2)原因傷病である、うつ病の初診日を確定しました。
(3)診断書作成依頼にあたり、ご本人の日常生活を詳しく丁寧にヒアリングし、自己申告書をまとめました。
(4)上記の自己申告書と診断書記載要綱などをセットにし、医師に診断書の依頼をしました。
(5)病歴や就労状況等を時系列にまとめて病歴就労状況等申立書を作成し、請求手続きを行いました。

4 結果

障害基礎年金2級の認定通知を受け取るが出来ました。

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