線維筋痛症とうつ病で障害厚生年金1級を受給できた例

1 相談に来られた時の状況

この方は元々うつ病で障害基礎年金2級を受給していたのですが、背中や頚などの痛みも増してきたため受診したところ、線維筋痛症の可能性を指摘されました。以前から治療を受けていたうつ病が酷くなり入院しましたが、全身の痛みが酷くなり、ブロック注射なども効かず、うつ病もあるため就業も出来ず、日常生活にも大変苦労されている中、当相談室に相談の電話がありました。

2 当相談室の見解

ご本人は、うつ病で障害基礎年金2級を受けておられましたが、その後の線維筋痛症の初診時は厚生年金加入中であったため、併合されて、障害厚生年金1級に該当する可能性が高いと判断しました。

3 サポート依頼を受けてから請求までにやったこと

(1)原因傷病である、線維筋痛症の初診日を確定しました。
(2)診断書作成依頼にあたり、ご本人の日常生活を詳しくヒアリングし、自己申告書をまとめました。
(3)上記の自己申告書と診断書記載要綱などをセットにし、医師に診断書の依頼をしました。
(4)取り付けた診断書の内容を確認し、何度か診断書の訂正や加筆などを依頼し、発病から現在までの受診履歴や、就労状況等を時系列にまとめて病歴就労状況等申立書を作成し、請求手続きを行いました。

4 結果

障害厚生年金1級の認定通知を受けとることができました。
当初は障害基礎年金の2級でしたが、後発の障害により、併合認定が行われ、障害厚生年金の1級となり、年金額も増額しました。

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