一般就労しながら、うつ病で障害厚生年金3級を受給できた例

相談に来られた時の状況

高校卒業後、一般企業に就職しましたが、職場のストレスや同僚とのコミュニケーションがうまく取れず、転職を繰り返しました。転職しながらも、なんとか仕事をしていましたが、お客とのトラブル・上司のパワハラなどから不安・不眠の状態が続き、心療内科を受診したところ、うつ病の診断を受け、服薬と通院をしながら仕事をされておりました。しかし、仕事の面でもトラブルが多く、上司から頻繁に注意される状態で、転職するも、同じような状況が続き、将来を悲観され、当相談室に電話の相談があり、職場の近くの喫茶店で面談をしました。

当相談室の見解

現在は会社の上司に理解者がおられ、時に上司や同僚の理解のもと、職種や仕事量を考慮してもらい、ご本人は調子の悪い時には休暇を取るなどしながら、なんとか仕事を続けている状況ですが、職場では孤立しておられ、いつか退職に追い込まれるのではという不安で、病状も悪化している状況で、日常生活でも苦労していることも多く障害等級3級に該当する可能性が高いと判断しました。

サポート依頼を受けてから請求までにやったこと

(1)初診の病院にカルテが残っており、初診日を確定することができました。
(2)診断書作成依頼にあたり、現在の日常生活の状況を詳しく丁寧にヒアリングし、自己申告書をまとめました。
(3)上記の自己申告書と診断書記載要綱などをセットにし、医師に診断書の依頼をしました。
(4)取り付けた診断書の内容を確認し、医師に記載漏れなどの訂正を依頼しました。診断書には発達障害の記載もあったため、幼少時から発病に至るまでの経過も含めて、現在までの受診履歴や、就労状況等を時系列にまとめて病歴就労状況等申立書を作成し、請求手続きを行いました。

結果

現在も援助を受けながら、一般就労を続けていますが、障害厚生年金3級の認定通知を受け、約58万円の年金を受給する事が出来ました。

  •  
    •  

うつ病、統合失調症の事例の最新記事

怪我や病気等で外出できないあなたへ! あなたのお宅お宅やお近くまで訪問します! 無料訪問相談キャンペーンのご案内 詳しくはこちらをクリック
ページ上部へ戻る