統合失調症で障害厚生年金2級を受給できた例

相談に来られた時の状況

この方は15年位前に仕事のストレスで、不安・不眠・抑うつ気分が強くなり、心療内科を受診されました。薬を処方されましたが、病院から多くの薬を出され、大量服用するなどしてしまい体調が悪化、その後退職されました。その後も症状は続き、転院を繰り返し、投薬を続けられました。少し症状が落ち着き仕事に就きましたが、うつや不眠・不安状態になり、症状が悪化しては退職するという状態の繰り返しでした。その後幻覚・妄想などが酷くなり、日常生活も困難で就労も全く出来る状態でなくなったため、当相談室に電話の相談があり、ご自宅で面談しました。

当相談室の見解

相談時には、ご本人は1日の殆どをご自宅で過ごされていました。妄想・幻覚・幻聴があり日常生活も苦労していることが多く、就労は全く出来ない状況で、日常生活にも多くの場面で支障があり、障害等級に該当する可能性が高いと判断しました。

サポート依頼を受けてから請求までにやったこと 

  • ①初診日がはっきりしないため、複数の医療機関に確認し、原因傷病である双極性感情障害の初診日を確定しました。
  • ②診断書作成依頼にあたり、ご本人の日常生活を詳しく丁寧にヒアリングし、自己申告書をまとめました。
  • ③上記の自己申告書と診断書記載要綱などをセットにし、医師に診断書の依頼をしました。
  • ④取り付けた診断書の内容を確認し、医師に記載漏れなどの訂正を依頼し、発病から現在までの受診履歴や、就労状況等を時系列にまとめて病歴就労状況等申立書を作成し、請求手続きを行いました。

結果

障害厚生年金2級の認定通知をうけとることができ、約150万円の年金を受給することができました。

診断書の記載方法に関しては、医師によってはしっかり対応できない場合があります。個人で依頼するより専門家を通じて依頼することによって、より正確な診断書を作成することが可能になり、受給する可能性が高まります。

 

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