人工透析での受給事例

相談にこられた時の状況

患者様が会社の部長として勤務をしている時に、
会社の総務の課長様から相談がありました。
患者様は高血圧で病院に通っていたが、病状が悪化し、
昨年、透析を開始した、このような時の対応を相談されました。
患者様は、接待、出張を頻繁に行っておりましたが、
透析を週に2日は受ける必要がある為、
部長としての業務の一部をこなす事ができない状況にありました。
会社としても長年働いてきた部長に対して、
感謝の気持ちはあるものの、対応に苦慮しておりました。

症 状

患者様本人には、高血圧がありました。
また、週に2日ほど、病院で透析を受ける必要がありました。 その為、仕事を充分にすることができませんでした。

当相談室が申請までにやった事

当相談室としては、患者本人に直接お会いし、 状況を伺い、病歴の申立書を作成しました。 会社への提案としては、部長が十分に働けないのであれば、 減給して、その分を障害年金で補ってもらえるようにすれば、 本人も喜ぶのではないかと提案しました。 障害年金をもらえるようにすれば、受け取れる金額も変わらずに生活ができるため、 会社や患者様も納得ができるのではないかと提案致しました。

結果

その結果、厚生年金2級、障害基礎年金2級を受給する事ができるようになりました。 会社の総務としては、透析を開始した事で、対応に苦慮していたようですが、 減給を行い、その分、障害年金に、不足分を補ってもらえるようになり、 本人も納得して、会社を続ける事ができました。 会社、本人ともに無事に働く事ができております。

ワンポイント

障害年金を受け取る事により、仕事を続ける事ができた事例です。 仕事をしていても、障害年金を受け取る事ができます。 病気になっても会社から辞めさせられるわけではありません。 障害年金を受け取る事で、誰もが納得して、障害者でも、透析患者でも仕事を続ける事ができるようになりました。 障害年金は受け取ったほうが、より良い結果を生む事が多いです。

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