線維筋痛症で障害厚生年金2級を受給できた例

1 相談に来られた時の状況

この方は7年位前に婦人科にて手術を受け仕事に復職しておりましたが、暫くして腹部の痛みが酷くなり、仕事や家事に支障が出る程になり休職しました。痛みが増強してきたため、近くの病院を受診、その後も数か所の専門医のいる病院などを受診したところ、線維筋痛症と診断されました。入退院を繰り返し治療を行いましたが、一向に症状は改善せず、うつ状態にもなり日常生活が大変困難な状態で、ご主人から当相談室に相談の電話があり、その後ご自宅で面談しました。

2 当相談室の見解

ご本人は、現在も全身の痛みが慢性化しており、家の中でも音や光、電磁波などに敏感に反応し痛みを感じ気分も悪くなる状態で、うつの症状もあり、家事などほとんど出来ず、母親や家族の介助がなければ日常生活も出来ず、就労もとうてい困難な状況で、障害等級に該当する可能性が高いと判断しました。

3 サポート依頼を受けてから請求までにやったこと

(1)原因傷病である、線維筋痛症の初診日を確定しました。
(2)診断書作成依頼にあたり、ご本人の日常生活を詳しくヒアリングし、自己申告書をまとめました。
(3)上記の自己申告書と診断書記載要綱などをセットにし、医師に診断書の依頼をしました。また、線維筋痛症は認定が難しい傷病のひとつであり、全身の圧痛点やステージの記載など、線維筋痛症独自の記載が必要になります。
(4)取り付けた診断書の内容を確認し、発病から現在までの受診履歴や、就労状況等を時系列にまとめて病歴就労状況等申立書を作成し、請求手続きを行いました。

4.結果

障害厚生年金2級の認定通知をうけとることができました。

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